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『フラレガール』第6巻のおすすめポイントと感想!

sho.kojima

校内にヒルが散らばった!?

またいらんこと言うごっちのせいで、青山君が大暴走!

艶君の悩みや恋バナ、残りの高校生活を全力で楽しもうと受験を片付け、無事響ちゃんと同じ志望校に受かった青山君を襲う、血の呪い「お約束期」。

そしてその真っ只中に重なるクリスマスイベント…!

青山君はこの期間をどう乗り越えるのか。

6巻も読んでみないとわからない、気になる話だらけでございます(^-^)

『フラレガール』第5巻まではこちら

『フラレガール』第3巻では響ちゃんの家族が登場!弟くんの色気もすごいんです!
『フラレガール』第4巻 響ちゃんの勘違いからまさかの展開に…!?
『フラレガール』第5巻 思ったよりも世界や人の心は簡単なのかもしれない

『フラレガール』第6巻の登場人物&おすすめポイント

『フラレガール』第6巻 登場人物

ヒロイン 赤坂響(高3)

年齢不相応の色気がコンプレックスの少女。志望校には合格済み。青山君の彼女。

ヒーロー 青山大地(高3)

天然×わんこ系男子高校生。煩悩の力で志望校に合格。響ちゃんの彼氏。

響ちゃんの弟 赤坂艶(小5)

年齢不相応の見た目がコンプレックスの少年。いまだに小5だということを忘れかける。

青山君がだいすき

『フラレガール』第6巻 おすすめポイント

今回の個人的おすすめは「本編とは全く関係ない扉絵」です…!

…いや嘘です。

嘘ではないんですけど。各話最高なんですけど。ちょっとしたお茶目です😁

本当のおすすめは「好意」です。

このお話は響ちゃんの弟、艶君の話です。

 ある日、青山君は通りがかりにセーラー服の女の人と一緒にいる艶君を目撃します。

すると突然、その女性に向かって変顔をする艶君。

その後話を聞くと、相手の女性は全く知らない人で急に告白されたのだとか。

よくあることだと本人は不快そうに吐き捨てます。気持ち悪い、と。

 後日響ちゃんにその話をした青山君は、その変顔が響ちゃんからの知恵だと知ります。

2年前艶君の身長が伸び始めたころ、知らない女の人にネットリとした視線で話しかけられ怖がっていた艶君に、本当は相手にしないのがいいけど、もししつこい人がいた場合は無言で変顔を続ければ誰も傷つかない威嚇になると教えたのが響ちゃんでした。怖。

人からの好意が怖い。これ、女性の皆さんは少なからず経験があるのではないでしょうか。

知らない人に言い寄られたり、触られたり…特に接客業をしている人は、知らない人と接する機会も多いでしょうから、男女関係なくあるかもしれません。

そう、男女関係ないのです。男性はまだ、自分のほうが力も強いし避けようがあると思われがちですが、それでも怖いのは同じです。対処できるから怖さが軽減される人もいるかもしれませんが、全然怖くないわけではないのです😥😥

一概に人からの好意は無下にしてはならない、良いものであると教わりがちですが、全く知らない人から突然恋愛対象として好かれて嬉しいという人は少ないかと思います。

ここは響ちゃんで描く事も出来たかと思いますが、敢えて艶君で描くことで性差はないのだと伝わってきて感動しました。

さて、話が逸れましたが、艶君には好きな子がいます。

でも、自分自身上記のような経験が多く、人を好きになる=気持ち悪いことだと思ってしまっており、自分が人を想う事も気持ち悪いと思ってしまっています。

そんな艶君は姉に、「なぜ大地君を信用できたの」と質問します。

変顔の入れ知恵が出来てしまうくらいには、響ちゃんも過去嫌な思いをしており、下心や暴力とも思える程の好意に、幼いころからさらされてきたのだろうということがわかります。でも、響ちゃんは

「…わからない!」

「相性とかタイミングとか…いろいろあったんだろうけど、気付いたらすきになってたからな~~~」

と明るく返事をします。

勿論怖かった事もなかったわけではないけれど、青山君があまりにも青山君だったから、彼のことは信じられたし、自然と心が勝手に向いていた、と。

だから誰かを無理に好きになる必要はないけれど、

「艶だって誰かを好きになってもいいんじゃない」

好意が悪いものばかりではないと伝えます。そして帰り道好きな子のハプニングに遭遇した艶君はそのままその子に思いを伝え、晴れて両想いになることが出来ました。

まだ人を好きになるこわさは拭いきれない艶君でしたが、好きな人からの好意があったかいものだと知り、安堵の涙を流すのでした☺️☺️

『フラレガール』第6巻のまとめ

個人的に艶君は「過去の響ちゃん」を描写するキャラクターだと思っており、今現在幸せな響ちゃんや青山君が艶君のコンプレックスや苦手意識を少しずつプラスに変えていっているお話が大好きです🥰🥰

以前の映画館の話にもありましたが、響ちゃんの「昔の私私にも優しくしてくれてありがとう」というモノローグの通り、今の響ちゃんもどんどん救われて行って、心があったかくなります。

そんな優しさもこの漫画の魅力です。

そして6巻ラストはなんと…青山君響ちゃんを押し倒します!!

7巻お楽しみに!

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少女漫画好き歴15年|日本唯一の少女漫画紹介TikToker|少女漫画の無限の魅力を全世代に伝え、次世代の作家を育成するNPO法人を立ち上げ、少女漫画ファンの枠を超えた貢献を目指しています。
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