『ストロボ・エッジ』第5巻は辛い恋と切ないシーンに心がギュッとなる。

ストロボ5巻は、キャラクター達の気持ちの動きが多い巻です。

蓮くん、麻由香さんカップルをはじめ、仁菜子や安藤くんも悩み考えて色々な答えを出しています。

好きな人と幸せになりたいだけなのに、色々な思いが交錯して、 色々な形に変わっていくんだなと考えさせられる巻です🤫

『ストロボ・エッジ』第4巻までの見どころはこちら

『ストロボ・エッジ』第5巻からの登場人物

5巻からの登場人物の紹介です。

杉本 真央（すぎもと まお）

蓮くんと安藤くんの中学の後輩。

とにかく可愛くて、目が大きい。

安藤くんの元カノで、過去に色々あったらしく、 珍しく安藤くんが怒りを見せた相手。

『ストロボ・エッジ』第5巻 見どころ

見どころ① 麻由香さんの決断

蓮くんのことを繋ぎ止めたくて、必死だった麻由香さん。

しかし、大樹に言われた蓮くんが本当の自分を麻由香さんに見せていないという発言が頭からはなれません。

仕事が忙しくなりデートの予定を急に変更しても、蓮くんはいつも文句一つ言わずに許してくれたり、

むしろ仕事が順調なことを喜んでくれます。

カフェのバイトも辞めて、少しでも時間があるときに会えるようにと地元でバイトを始めてくれました。

無理をさせていると感じている中、

自分が蓮くんとの約束よりも仕事を優先していることに気づきます。

占いも仕事運ばかり気にしていました。

蓮くんの中に変化が起こっていると同時に、自分の中でも一番大切にしたいものに変化が起こったことに気づきます。

そして、麻由香さんはある決断をするのでした。

一緒の歩幅で歩み始めた二人ですが、

見ている世界が変わったことで少しずつズレが生じてきてしまったのだと思います。

お互いに気づかないふりをしようとしても、消すことができない大切なものが他にできてしまったのでしょう。

麻由香さんは大樹に言います。

大恋愛をした姉からの、弟へのエールなのだと思いました。

切ないです！😭

見どころ② 意地を見せる蓮くん

仁菜子への想いを消して、麻由香さんとの約束を守ると決めた蓮くん。

仁菜子を遠ざけ、麻由香さんを最大限に優先します。

（仁菜子をうっかり目で追ってしまい、はっとしたり、

安藤くんが仁菜子を抱きしめるところを見た後に、

無意識に切符を握りしめていたりと気持ちを隠しきれてはいません。）

しかし、変わらない気持ちもあると麻由香さんに証明するために蓮くんも意地になります。

深夜に呼び出されても会いに行き、会う予定の日に仕事を入れられても怒らず、

俺はいつでもそばにいると繰り返します。

しかし、その意地が麻由香さんに蓮くんに無理をさせてしまっていると気づかせてしまうきっかけになってしまいました。

その行動が自分達のためではなくて、約束を破らないためだけのものになってしまっていたのです😟

蓮くんにとっての初恋。きっと何がなんでも大切にしたかったのだと思います。

それは、仁菜子の存在があったとしても。

でも、やはり蓮くんとの麻由香さん二人が同じ方を向いて一緒に歩いていないと続けることが出来なかったのだと思います。

恋って難しいです…。

見どころ③ 安藤くんと仁菜子の気持ち

安藤くんの仁菜子への大好きアピールが止まりません！🥰

何回好きと言ったでしょう。

でも、その全てに仁菜子を愛しく思う気持ちがこもっています。

中でも一番心に刺さるのは、仁菜子が安藤くんと付き合えないと言った直後の

安藤くん、付き合ったら絶対大切にしてくれるでしょう。

それはわかっていても、どうしようもないのが恋心です🥺🥺

仁菜子は蓮くんへの気持ちを消すこともできないし、消したくないと強く思っていることに気づいてしまいました。

『ストロボ・エッジ』第5巻 まとめ

あぁ、みんなの好きの気持ち、誰かを大切に思う気持ち、全てが報われてほしいなと思ってしまいます。

本当に全員魅力的なキャラクター達です！🥰🥰

みどころ3つの他にも、番外編で安藤くん、蓮くん、真央の中学時代の話も載っています。

安藤くんの初恋、辛い恋の行方が載っています。

蓮くんと安藤くんの今とは違う関係性も見ることができます。

ぜひ、漫画でチェックしてみてください。

少女漫画大好きおじさん

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少女漫画好き歴15年｜日本唯一の少女漫画紹介TikToker｜少女漫画の無限の魅力を全世代に伝え、次世代の作家を育成するNPO法人を立ち上げ、少女漫画ファンの枠を超えた貢献を目指しています。