『フラレガール』第７巻は青山家が大集合！青山くんの意外な過去も明らかに…？

『フラレガール』第6巻まではこちら

『フラレガール』第7巻 登場人物＆おすすめポイント

『フラレガール』第7巻の登場人物

ヒロイン 赤坂響（高３）

年齢不相応の色気がコンプレックスの少女。今回は結構出番控えめ。青山君の彼女。

ヒーロー 青山大地（高３）

天然×わんこ系男子高校生。７巻は青山君メイン。響ちゃんの彼氏。

赤坂乳…じゃないや父 赤坂総一

家族大好き赤坂家の大黒柱。青山君のラスボス。

『フラレガール』第7巻のおすすめポイント

今回の見どころは「家族」についてです。

※今回青山君の家族の話をします。そのため青山姓が多く、大地君と青山君という呼び方を併用します。
わかりにくくなってしまい申し訳ありませんが、ご了承ください。

６巻に引き続き、「お約束期」により青山家の2階の床が抜け、家が半壊します。

お約束とかそういうので片づけていいのか…という読者のツッコミはよそに、実家の窮地に青山一家が揃います。

ただ、ここの家庭は少し特殊で、まず1人の父親に対して母親となる人物が4人。

そして、現在母親となる人物は全員おらず、そのため実家にいる子どもたちの面倒は長女である沢ちゃんが見ていました。

ほとんどの兄弟はそのことに納得しているのですが、沢ちゃんの実弟である長男はどうもお姉ちゃんが、自らを犠牲にして子どもたちの世話をしているように見えるらしく、高校生である大地君に「本来、幼い2人の面倒はちゃんと血のつながりがある大地がみるべき」だと主張します。

高校生だから仕方ないけど、と沢ちゃんたちの生活費を援助すると申し出ますが、大地君とはバチバチ。

　そんな中、終業式を忘れていた青山君にプリントを届けに来た響ちゃんが登場します。

響ちゃんを連れて家を出た青山君は変なところを見せてしまったこと、終業式を忘れていたこと、クリスマスプレゼントを渡せていない事を謝罪します。

いつもと違った表情の青山君に驚きを隠せない響ちゃんは、邪魔してごめんねと謝り、プレゼントに関しても欲しいものないよーと「なんでもいうこと聞く券」をもらいます。母の日か😂😂

自分の家族とあまり仲良くやれない青山君はそのことを気にしているようで、一家仲のいい響ちゃんには知られたくなったな～と思いながら、解散します。

帰りたくないなと、と思うあまり、「家出しようかな」と1人こぼします。が、勿論そういうわけにもいかず、頭を冷やしてから帰ろうと、ひとりぶらぶら歩き、銭湯にたどり着きます。

そこで響ちゃんのお父さんと出会うのですが、相手は青山君が娘の彼氏だと気付いていない風。お互いに断片的に家族の話をしていきます。自分の家族ともうまくいかない、血のつながりがあっても大切にすることなんて難しいのに、好きという気持ちだけで、どこまで彼女を大事にしていけるのだろう、と自信をなくす青山君にお父さんは俺だって自信満々ってわけではないけど、

と爆弾発言😲

話を聞くと紅蘭さんは由緒正しい霊媒師の血筋で100年に1人の強大な力を宿した人物なのだという。2人は幼馴染だが、当たり前のように紅蘭さんには許婚がおり、結ばれるには駆け落ちするしかなかったのだそう。

そんな話をしながらお風呂から上がると、なんと青山君の衣類が盗まれていました。

ヒロインすぎんか。残っているのはパンツと靴下とスマホだけ。

家族や彼女に連絡は取れないのかというお父さんに「家族でも嫌な顔されますよ」と返し、自分が本気で頼れるものが何もないことに気が付きます。そこでお父さんはもっと周りに甘えること、家族を美化しすぎていることを指摘します。

と血のつながりがすべてではないと青山君に諭します。

そんな中、青山君を探して迷子になっていた林ちゃん、2人を探してた響ちゃんにより、青山君の服は見つかり、青山君は響ちゃんを頼ることを選択します。

『フラレガール』第7巻のまとめ

きっと世の中には様々な人間関係で悩んでいる人がいるのでしょう。

お父さんのように、周囲の視線や縁に縛られずその中で自分が大事にしたいものを選んでいけると、素敵ですよね🥰🥰

ちなみに、青山君は響ちゃんの彼氏であると、しっかりバレていました☆