『メイちゃんの執事』第1巻のあらすじ&おすすめポイントをご紹介!
お仕えします、メイお嬢様。
主人公、メイが両親を事故で亡くした夜、突然、理人という青年があらわれたのでございます。
メイを「お嬢様」と呼び、自分はその執事だというのです。
なんと、メイの父親は、実は大金持ちの跡継ぎで、メイはその遺産の全てを引き継ぐことになったのです。
一夜にして、お嬢様になってしまったメイの運命やいかに。
お嬢様と僕の間に生まれる「愛」にご注目ください。
女の子なら誰でも一度は夢見たことがあるのではないでしょうか?
豪華絢爛なお嬢様としての生活、そしてその生活を支えてくれる【執事】の存在。
今日【執事】を取り扱っている作品は多く世に出回っていますが、その中でも代表作『メイちゃんの執事』についてご紹介します。
『メイちゃんの執事』について
『メイちゃんの執事』は宮城理子先生による作品で2006年から『マーガレット』に掲載されていました。
単行本は全20巻で、スピンオフ作品として『ミカド☆ボーイ』『メイちゃんの執事DX』『真夜中の執事たち⁻メイちゃんの執事sideB』も執筆されています。
その他主演榮倉奈々、水嶋ヒロによってドラマ化されたり、宝塚歌劇団によって舞台化もされるほど人気の作品です。
『メイちゃんの執事』第1巻 あらすじ&おすすめポイント
『メイちゃんの執事』第1巻のあらすじ
さて、今回はその原点とも言える『メイちゃんの執事』第一巻です。
ある平凡な中学生の東雲メイが主人公。
うどん屋を営む両親と幸せな生活を送っていましたが、交通事故で両親が他界。
悲しみに暮れ、身寄りがないメイを周りの大人たちが心配する中現れたのは、執事と名乗る燕尾服を着た男、理人。
彼によるとメイの本名は本郷メイ、大富豪の孫娘で祖父は健在。
メイの希望で自宅に残ることとなったが、ある事件を皮切りにメイは命を狙われることとなる。
祖父は莫大な資産をもっており、それを相続できる権利を持つのは唯一の跡取りであるメイだけだったのだ。
メイは自分や周りの人を守るため、また優秀なお嬢様となるため聖ルチア学園への入学を決意する。
簡単なあらすじは以上となります。
『メイちゃんの執事』第1巻のおすすめポイント
かなり展開は早く、一巻からメイちゃんは事件の連続ですね😲
なかでも一番印象に残っているのは、理人がメイの前に現れて対抗心を燃やす弟剣人の姿です。
剣人はメイの同級生で、メイのことが気になりつつ度々ちょっかいを出してしまう性格で、残念ながらこの時点でメイから恋愛対象には見られていません。
しかしあるシーンで剣人のメイを思いやる気持ちがよく表れていました。
メイが剣人の両親を見て、自分の両親を思い出し暗くなりかけたときのこと。
「メイのお父さんとお母さんもサイコーだったじゃん‼
二人とも明るくてちょっとヌケててさ
オレよくおじさんにうどんごちそうになったし」
この声掛けの後、暗くなっていたメイの表情が少し明るくなりました。
理人が仕事を完璧にこなしたり、メイの身の安全をを守ったりしているため、理人に注目されがちです。
そんな中での剣人からのこの声掛けで胸が熱くなってしまいました。
その後彼はメイを守るため、自分も執事になることを決意します。
完璧な執事の理人か、優しい心をもった同級生の剣人か、メイの心がどちらに傾くのか今後の展開が楽しみですね😆😆