競技かるたマンガ丨『ちはやふる』第2巻は「真っ赤な恋の歌」を知るアツい展開
新、太一とともに挑んだ小学校最後の団体戦。
それぞれの道が待つ、春のせつなさを知った卒業式。
抱えきれない想いを胸に、千早は高校生になった。
離れていても、私たち三人のかるたに対する情熱は変わらない。
そう信じていた千早だったが、昇級を報告しようとかけた電話で、新から思いがけない言葉を聞く・・・。
私たちはかるたでつながっている・・・。
千早たちの切なる想いがきらめく第2巻!!
『ちはやふる』第1巻はこっちを読んでね
登場キャラクターとかあらずしとか、簡単に説明してます☺️
『ちはやふる』第2巻は「真っ赤な恋の歌」を知るアツい展開
3人を結ぶのは「ちはやふる」の一句
百人一首、つまりは百枚のかるた。
百枚も覚えなきゃ大変だけど、たった百枚で終わってしまう勝負の世界。
そして3人でする最後『かも』しれない大会、終わっちゃた・・・
百枚しかっていう表現に終わりたくない、このまま3人で過ごしたいって気持ちが溢れてるよね。
千早・新・太一が出会った小学校の卒業式。競技かるたに出会った小学校の卒業式。
卒業って、別れがつきものだよね。福井へ引っ越ししてしまう新とお別れ。
最後に新の部屋で最後のかるた。3人でする最後のかるたにしたくないけど、小学生の引っ越しはもう会えない気がするもの。
でも、3人は一生モノの友情に出会えた予感がしてたんだろうね。
「あたしたちにはかるたがあるから、また会える」と言う千早。
また出会って!!じゃなきゃここで漫画も終わっちゃう!!(笑)
高校生編に突入の『ちはやふる』は2巻中盤から
時が経って、高校生になった千早たち。
中学生は回想だけの数ページで終わった(笑)
高校生の千早は見た目は誰もが振り返る美人なのに・・・雑な女の子になってました😂😂
いや、小学生のころから千早は変わらないだけか。
そして太一、めっちゃイケメンになっておられますがな!!
王子様やん!!
中学校はバラバラになっちゃった2人だけど、高校で再開って胸アツ!!!
しかし、まさかの彼女持ち。いや、これだけイケメンに成長してたらね、そりゃ彼女いるだろうけど。
相変わらず成績も超優秀やし!
・・・いや!ちょっと待って!!三角関係の予想だったのに!!
って思ったら、告られたから付き合ってるだけでそんなに好きじゃないって言っちゃってますよ・・・
昔から千早が好きだな、こいつは☺️
でも太一の想いはなかなか届かないよね。
千早はまだ「LOVE」とか全然感覚ないんだろうけど、常に考えるのは新のこと(かるたをしている新のことか)ばっかりだから、太一はモヤモヤするわな。そんなの太一からしたら面白くもなんともないものね。
「青春ぜんぶ懸けたって強くなれない?まつげくん、懸けてから言いなさい」
実は学校は離れても、かるたを続けていた太一。
でも新だったり、千早の才能に勝てないって感じていて、、、、
「おれは…青春ぜんぶ懸けたって新より強くはなれない」
「“青春ぜんぶ懸けたって強くなれない”?まつげくん 懸けてから言いなさい」
お気に入りの原田先生のセリフ、響きまくる。
そう、太一ももがいてたんだね。
厳しいご家庭で常に1番であることを目標にして、ちゃんと1番を取ってきた。
でもかるたで全然勝てない。だから新に勝ちたくて。千早の1番になりたくて。でももやればやるほど思い知る。新には勝てないって。
そして、千早ももがいてた。
かるたをやりたい。
3人を繋ぐたったひとつの事が競技かるた。
でも中々うまくいかないのよね、人生は。
『ちはやふる』が教えてくれる丨天才だっていつでも頑張れるわけじゃない
なかなか連絡が取れないし、返事を返してくれない新。
千早は太一の前で試合に勝って昇級して、やっとこさ勢いついて、連絡取りづらくなっていた新に電話。
そしたらまさかの「もうやってない」宣言。
うそやーんっ!!!!
名人になるって、日本一、世界一になるって、あの情熱はどこいったの??
新の闇落ちですか・・・🧟♂️🧟♂️
でも千早はいつでも考えるより行動!
今逃したら、新に二度と会えないと思い、福井に直行!!
そして再開できた3人。
でも新、めっちゃ荒ぶってる・・・かるたを足で蹴るなんて・・・
最初何事かと思ったけど、理由はある。
おじいさんが亡くなったこと、しかも一人ぼっちで逝かせてしまったこと、全部自分のせいだと思って、ずっと責めてたんだね🙈
「かるたさえしてなければ」って思っちゃったんだね。
そんな自分が大嫌いで、そんな自分を見せたくなくて、でもずっと会いたかったって。。。
このシーン号泣😭😭
かるた名人のおじいちゃん大好きなで、その才能を受け継いだ新の挫折・・・
誰だって、心が折れてしまって頑張れないときはあるんよな。
ちはやふるは『離れても秘めずにいられない恋心』真っ赤な恋の歌。
それは、千早に対する新の想いだったり、太一の想いだったり。
「恋愛」だけじゃない「友愛」という、かるたを通じてできた3人の心の繋がりだったり。
3人を特別に繋ぐのは、千早の名前も入っている「ちはやふる」という和歌。
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
歌・在原業平
『ちはやふる』は1巻と2巻セットで読むのがおすすめ!!
1巻だけだとまだまだ世界観に入りきれないかも😔
続けて読んだら2巻の終盤は号泣確定!!
おまけのおすすめシーン
今回軽く笑ったのは、太一が千早に「好きな人いないの?」と聞いて返ってきた千早の答えが、まさかの原田先生!
毎年バレンタインデーにチョコあげるけど、断られるんだって(笑)
しかも原田先生も断る理由が「ワイフがいるから受けとれない」
なに真面目に返事してるのよ原田先生!(笑)
あと、千早!太一はそんなつもりで聞いてないから!!