『フラレガール』第4巻 響ちゃんの勘違いからまさかの展開に…!?
響ちゃんと豆子ちゃんの黒歴史に青山君が参戦!?の過去編
赤坂姉弟のこっそり青山君のお誕生日を祝おうの会
保健室でのハプニング
合コンのだしにされて知らずに参加させられちゃう響ちゃんに、
どうする青山君……!!
花とゆめで好評連載中のフラレガール4巻の見どころを紹介していきます!
『フラレガール』第3巻までのおすすめポイント
https://girls-manga.com/furaregirl-1/ https://girls-manga.com/furaregirl-2/ https://girls-manga.com/furaregirl-3『フラレガール』第4巻 登場人物&おすすめポイント
『フラレガール』第4巻の登場人物
ヒロイン 赤坂響(高3)
年齢不相応の色気がコンプレックスの少女。
黒歴史は夜露死苦の長ランを着ていたこと。青山君の彼女。
ヒーロー 青山大地(高3)
天然わんこ系男子。どうやら初恋の人も響ちゃん。響ちゃんの彼氏。
響ちゃんの弟 赤坂艶(小5)
っからどう見ても高校生以上に見える小学生。青山君より高身長。
『フラレガール』第4巻のおすすめポイント
今回のおすすめポイントは「勘違い」です。
青山君のお誕生日が近づき、欲しいものを聞くも青山家ではお誕生日を祝う文化がなく欲しいものも特にないのだという青山君。
8人兄弟の大所帯で誕生日もバラバラな彼らは年末にまとめて「みんな1年よくやった、来年も頑張って生きましょう」会をするんだとか。
そんな青山君に物欲はなく、気にしなくていい、と響ちゃんの申し出も断ります。
ただ、付き合って初めての相手の誕生日、せめて何かお祝いを、と食い下がると「じゃあそれちょうだい」と青山君が指さしたのは、お茶のおまけについてきた小さなフィギュア。
お気に入りのアニメのキャラクターらしく、青山君は嬉しそうに「少し艶君ににてない?」と笑います。
その日の夜、家に帰ってから弟の艶君に相談するも、弟も誕生日プレゼントは断られた模様。
いつの間に連絡先を交換していたんだ…と驚きつつも、青山君大好き姉弟は計画を練ります。
あーでもないこーでもないと練った結果は「お祝いだと知らせずにこっそりいい材料で夕飯を作りに行く」というものでした。謙虚🥺🥺
余談ですが、このほかの少女漫画にはなさそうな、謙虚な誕生日イベントが私は大好きです。
みんながみんな派手に仰々しく祝ってほしいわけじゃないんだという、個人を重んじた話の内容でほっこりしすせんか?
お祝いなんだから、その人が喜ばなくちゃ意味がない、その人に合った方法を、という内容で堤先生の考えなのかはわかりませんが、あたたかい内容だと感じました。
話がそれましたが、その食事会の当日、2人が来るからと家の片づけをしていた青山君は、先日赤坂さんからもらった小さなフィギュアを踏んで壊してしまいます。
あたふたしていると、玄関のチャイムが鳴り、2人がやってきます。艶君を見た青山君は彼に似ているフィギュアが見るも無残な姿になったことを思い出し、罪悪感から涙ぐみます。
そんな似てるの。
そんな不思議な青山君を心配しつつも赤坂姉弟はつつがなく料理をこなし、出てきたのはちょっといいお肉を使ったお鍋。
青山君は自分の知らないお肉や妹弟の異常な食いつきに、これがいいものであると察します。艶君似且つ響ちゃんにもらったプレゼントを壊してしまったと罪悪感により、自分にはこの良いお肉を食べる資格がないと艶君にお肉をあげようとします。
艶君にとっては青山君のお誕生日のお祝いなので「俺より大地君いっぱい食べて」と青山君の口にお肉を押し込みます。
それを見た響ちゃんには1つのありえない仮説が出てきます。
…まさかこの2人、デキてる…?
すぐにナイナイと自分の中の仮説を否定しますが、いつの間にか交換していた連絡先、姉の彼氏の誕生日を祝おうとする弟、弟の提案の食事会、玄関での不自然なリアクション、今のあーん……。
え、まさか。
そこで響ちゃんはあくまでもかるーーーーい感じで「私に何か…隠してることない…?」と聞きます。
青山君はもしかして、フィギュアの件がばれたのか!?とビビりまくります。今回の食事会に水を差さないようにと、いったん黙っていたことを謝ろうとしますが、拭いきれない違和感にはぐらかすを選択。
ここのアンジャッシュのコントのようなやり取りが最高に面白かったです😂😂
(ネタをご存じない方は調べてみてね)
『フラレガール』第4巻のまとめ
少女漫画のイメージとして、勘違いというシチュエーションになると、浮気だったりほかに好きな人が…!?
と不安に駆られるドキドキのお話になるかと思うのですが、そんな王道は外しに外してまさか自分の弟と!?なんてコメディに振り切れていないと逆に難しい内容です。
勿論誤解は解け、青山君もフィギュアの件は謝罪し、響ちゃんも別のプレゼントを渡せることになりました。
好きな人の誕生日を何年経ってもおめでとうと言いたい、という響ちゃんにきゅん、としたお話でした☺️✨