『フラレガール』第8巻は卒業に向けてのイベントが盛りだくさん！

今回は花とゆめで好評連載中のフラレガール8巻の見どころをご紹介します！

現在描きおろしラインスタンプも販売中です、是非見てみてください(^^)/

『フラレガール』第7巻まではこちら

『フラレガール』第8巻 登場人物＆おすすめポイント

『フラレガール』第8巻の登場人物

赤坂響（高3）（以下同級生につき年齢略）

年齢不相応の色気がコンプレックスのヒロイン。

青山君と付き合う前は不可侵領域だった説。青山君の彼女。

青山大地

天然×わんこ系の健全なヒーロー。

ノーマークの状態から響ちゃんと結ばれ、ジンクスになる。響ちゃんの彼氏。

後藤彩文

青山君のクラスメイトでバンドメンバー。通称ごっち。

桜ノ宮豆子

響ちゃんの親友。お団子頭がチャームポイントだが、8巻はおろしてること多め。

※今回は文字数の関係で潮ちゃんハブきます、大好きだよ潮ちゃん…！！

『フラレガール』第8巻のおすすめポイント

8巻の見どころは「やり直し」です。

卒業式の予行練習、告白100本ノックをこなした響ちゃん。

次はなんと青山君が有象無象から追われることとなります。理由は、響ちゃんをノーマークの状態から見事射止めた実績にあやかって、ジンクスがうまれたから。

といった内容のもの。ただ、この話に尾ひれがついて「青山君のボタンじゃないとダメ」「拝めばいい」「頭髪がいる」「私物がいる」「宝くじが当たる」などと、信憑性も関連性もないものが出回り青山君のことを知らない生徒までもが、自分の恋を成就させようと青山君を追いまわします。

その話を聞いたごっちと豆子ちゃんは、当日の計画を練ります。

そう、100本ノックから全て豆子ちゃんが仕組んでいました。自分の大好きな仲間たちと、写真を撮って、アルバムに寄せ書きして、ファミレスで打ち上げをする、普通に卒業式を過ごすために。

当日、式までの間はごっちから渡されたフルフェイスのヘルメットをかぶり、式中はさすがに無理をする生徒もおらず、そして式終わり。

ありとあらゆる生徒から追いまわされる青山君は響ちゃんに伝えたいことがあり、彼女を体育館裏に呼び出していました。走って走って、青山君はごっちのいる、体育館裏が見下ろせる位置にたどり着きます。

そこでは、赤サーといわれる、おそらく響ちゃんのファンクラブ的な集まりの人に写真を頼まれる響ちゃんと、その人たちが豆子ちゃんに言われて用意した棒高跳びの分厚いマット。

あっと、思った時にはもう、青山君は飛び降りていました。ごっちも足場は用意してくれていましたが、良い子の皆さんは危険なのでマネしないようにしましょう😅

そして、マットの上で、豆子ちゃんに卒業式の花束を渡され、そのまま響ちゃんに

と再告白。大勢のギャラリーの中2人は……ともいかず。「あれ、青山君いたじゃん」と鬼ごっこ再開。響ちゃんの手を引いて逃げた青山君は誰もいない教室にたどり着きます。驚きっぱなしの響ちゃんは「私たち、もう付き合ってるよね？！」とプチパニック。

青山君は、最初に「俺の愛人になってください」と告白を間違えてしまったことをひそかに気にしていたようでやり直しと、「卒業の実感がわいて寂しい」と言っていた響ちゃんに対して、

とはにかみます。1年の時も2年の時も楽しかったけど、3年の時は異質で、それは響ちゃんと付き合えたからで、といったお礼の意味も込めた再告白でした🥰🥰

でも、響ちゃんは自分がまだ、「青山君の失うこと」に心のどこかで怯えていたことに気付きます。なんて弱いんだろう、と落ち込む響ちゃんに青山君は自分のワイシャツのボタンを全部渡します。ジンクスを信じるわけではないけど、これが将来、いい思い出になればいいかなーと、響ちゃんの手を取ります。

響ちゃんもそこで、いつまで続くかなんて誰にもわからない未来の約束をしてくれる青山君に

抱きついて返事をします😊

『フラレガール』第8巻のまとめ

大好きなものを失う怖さを覚えてしまってから、ずっとずっと未来に怯えていた響ちゃんが強がりでもいいから、青山君と未来に向かって手を伸ばしていこうとする姿はとても格好良くて感動しました✨✨

大人になってくると特に、未来に対して臆病になってくる経験は誰しもあると思います。でも、必ずやってくるものなので、少しでも前向きに受け入れればいいなと思います。

おまけのごっちの告白も言外の想いが伝わってきてキュンキュンなので、是非読んでください！！！！