集英社

高野苺さん作品!大人気マンガ『orange』への愛をひたすらに伝えたい。まずは1巻を。

sho.kojima

「26歳になった私には、後悔していることがたくさんあります…」

ある日届いた一通の手紙。

それは、未来にいる10年後のわたしからだった。

手紙に託された、願い。

彼女たちはの願いとは・・・そして、その願いを叶えることができるのか・・・・

実写化もアニメ化もされた、大人気少女マンガ『orenge』(高野苺さん作品)っていいですよね。

トレーラー動画見ながら泣きそうになったおじさんです👨🏻‍💼

前作品の『夢みる太陽』の明るいポップな雰囲気とは違った、とても切ないお話。でも、高野苺さんは絵のタッチがかわいいからとても大好き。

もともと別冊マーガレットで連載していたのだけど、高野先生のTwitterで突如休止&移籍が発表されたのはすごく懐かしい思い出。最終的には月刊アクションで、全5巻+1巻で完結されました!

高野先生!集英社で発刊された単行本も持ってます!ほんと大好きです!😍😍

ラインスタンプも持っています!

https://twitter.com/manga_ichigo_t/status/1393916671740370946

高野苺さん作品丨大人気マンガ『orange』第1巻の紹介

高野苺さん『orange』のあらすじとか登場人物

高宮菜穂(なほ)、成瀬翔(かける)、須和弘人(すわ)、萩田朔(はぎた)、村坂あずさ(あず)、茅野貴子(たかこ)6人は同じ高校の同級生。

ある日、10年後の未来の菜穂から、現在16才高校生の菜穂に手紙が届きます。

もちろん、そんな手紙を菜穂は信じることはできないですよね。イタズラかな?なんて思ってたくらいです。

でも、手紙に書いてあることが次々と的中。

でも、その手紙にはこれから起きること、未来の自分が後悔していることが書かれていて…

と言うのがこの漫画の始まりです。

どうでもいいけど、翔って書いてかけるって読ませるのいいよね。おじさんは本名が翔(しょう)だけど、かけるがよかった🙈

(『orange』第1巻 著:高野苺 双葉社)

恥ずかしがりで自分のことを伝えるのが苦手な菜穂かわいい。

みんなをまとめる人当たりのいい須和かっこいい。

メガネ(はぎた)の不思議な感じのキャラも好き。

あずのムードメーカーな元気っ子キャラも好き。

なんなら貴子のお姉さんしっかりキャラも好き。

転校初日、不安なかけるに声をかけたのが君たちなのが、もうおじさん涙だよ😂

結果・・・全員好き!!(笑)

ほんとこの漫画、メインの登場人物がめちゃいい子たちばかり。

高野苺さん『orange』第1話

でも、10年後からの手紙には、「わたしたちは後悔している」という菜穂の言葉。

1話目の最後に判明する、後悔と願い。

(『orange』第1巻 著:高野苺 双葉社)

えええええ

どういうこと、ってなった。

1話目で、かけるが菜穂を、菜穂もかけるを好きになって、これから二人の幸せなお話なんじゃないの?と思ったよね。

10年後、須和と菜穂結婚してるし。えええええええ。

ここにはいません、ってどういうこと?

高野苺さん『orange』第2話

2話目も書きたいことが、たくさんあるのだけど、そんなことしてたら一生終わらない笑

手紙に書かれる願いを、菜穂は一生懸命に実行しようと頑張る姿がかわいい。でももともと引っ込み思案で自分のことを伝えるのが苦手な菜穂。未来の自分からの願いとはわかってても、なかなか簡単にはできないんだよね。

その16歳の心の葛藤を描く、高野苺先生の繊細な表現力がより感動を生むんだよね😍

そして2話で明かされる、10年後の未来にかけるがいない理由・・・

(『orange』第1巻 著:高野苺 双葉社)

26才の菜穂たちの願いが「亡くなってしまったかけるを救う」というものだったんだね。このへんですでに鼻水すすってます。

高野苺さん『orange』第3話

本当に読み返しながら書くと一生終わらないので、残りはサクッと。

菜穂はかけるが大好きだし救いたいけど、やっぱりどうしていいのかわからない。

ちょっとずつだけど、未来はいい方向に変わってるのかな?

でも、かけるはかけるで、事故じゃなかったのかな…なんて。

恋のライバル(の先輩)も登場したりと、物語が一気に大きく動いてくるのが3話なんだよね。

引っ込み思案で自分のことを伝えるのが苦手な菜穂が、頑張って伝えた本当の想いが、ちょっとの差で…

ああ、涙と鼻水止まらない。

高野苺さん『orange』第4話

菜穂の想いがかけるに届いた!!!

二人のやりとりかわいすぎるんだよ〜おじさんにはそのピュアな二人の姿がキラキラキュンキュンする😂😂

このあたりで気づいたのだけど、キャラの目にハイライトが入ってないことが多いんだよね。特にかける。みんなと一緒にいるとき(というか菜穂と一緒にいるとき)は楽しくて目がキラキラしてるけど、一人のときとか、考えてるときはハイライトがない・・・表現が繊細だなあ。

(『orange』第1巻 著:高野苺 双葉社)

かけるも、やっと自分の気持ちに素直になれたのだね。

菜穂とかけるの2人にキュンキュンしたり、でも10年後のかけるのいない世界の話で心締め付けられたり…

第1巻は忙しい!!!気持ちが忙しい!!!

高野苺さん作品丨大人気マンガ『orange』第1巻のまとめ

自分たちが16歳の彼らだったら、どうなんだろう。

10年後の未来からヒントが届いても、26歳と16歳では全然できることが違うものね。16歳って大人と子どもの両方がちょうど入れ替わるタイミングなのだろうね。中学生よりは成長したけど、高校3年生の進路を本気で考えるような18歳よりはまだ幼い。

かけるや菜穂の成長は、16歳だった読者の心の成長とリンクするんだよね。

本音を隠して強がったりするのが、大人だって思ってた。辛いときも辛いって言わないで、表情に出さないのがかっこいいんだって。

でも、本当は違うんだよね。誰だって傷ついて、死にたいくらい悲しいこともあって、後悔もする。それを強がるんじゃなくて、泣いたっていいから支えてくれる仲間や友達がいることを知る瞬間に、自分はひとりじゃないって知れて、大人になっていくんだろうね。

あぁ

菜穂もかけるも、須和もはぎたもアズも貴子も、みんな優しい子たちや。

結末知ってるけど、幸せになってほしい😭😭

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