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『ストロボ・エッジ』第10巻 ついに最終巻!感動の結末を見逃すな!

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蓮のことが好き。わかってるのに――。

けんかから守ってくれた安堂が傷ついている姿を見て蓮からの告白を受け入れられなかった仁菜子。

でも、断ってしまった本当の理由はもっと別のところにあるのではないか、とぐるぐる悩む仁菜子に安堂がある行動を――。

そして、仁菜子がやっとみつけた自分の気持ちとは? みんなの「好き」が積もる感動の最終巻。

ストロボ10巻。ついに最終巻です!😀💗

仁菜子・蓮くん・安藤くんの恋がどういう結末を迎えるのかに注目です。

また、この巻ではいつも元気な学の番外編も載っています。

学の良さがぐっと伝わる良い話です。

『ストロボ・エッジ』第9巻まではこちらをチェック!

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『ストロボ・エッジ』第10巻の見どころ

見どころ① 仁菜子と蓮くんの恋

中々上手くいかない仁菜子と蓮くんの恋。

蓮くんを振った後、こっそり蓮くんの席に座っていたことが蓮くんにばれてしまい、問い詰められてしまった仁菜子。

追い詰められた仁菜子は「私にだっていろいろあるっ!」と叫んでしまいます。

最初は安堂くんと蓮くんのためとか、自分を守って怪我した安堂くんに悪いからと、蓮くんの告白を受け入れなかった理由を考えていたけど、仁菜子は段々どうして受け入れられないのかわからなくなってきます。

上手くいっていない仁菜子と蓮くんに気づいた安堂くんは仁菜子の背中を押してあげます。

そのやり取りで仁菜子は誰かのためといいながら、自分が一番の悪者になるのがこわくて動けないでいるだけだと気づきます。

そして、ついに仁菜子は自分の気持ちを伝えるために蓮くんの元に走り出します!

色々なことがあって、迷って間違えて悩んで…でもずっと変わらなかった蓮くんを好きという気持ちを伝えるために。

そのころ蓮くんも仁菜子の元へ戻ろうと一度乗った電車を降ります。

そこで、お互いに目が合います。

告白の場所は仁菜子が1~2巻で蓮くんに告白して振られた駅のホームです。

あの時から色々な出来事があって、想いも大きくなりました。

片思いだったのに、蓮くんが好きといってくれるまでになって、後は仁菜子の気持ちをぶつけるだけです。

頑張って想いを伝えようとする仁菜子に読んでいる方も涙が出そうになります。

『私にだっていろいろある』って言ったけど、いろいろなんてない。

ひとつしかないの。

私は蓮くんが好きです。

蓮くんの一番になりたいです

誰に揺れることもなく、蓮くんにフラれても、彼女がいても、ずっとずっと変わらなかった気持ちを伝えます。

用がなくても電話やメールをしたり、当たり前見たいに手を繋げるようになりたいなど、どうなりたいのかを泣きながら伝える仁菜子が可愛いです!✨✨

それを、嬉しそうに愛しそうに聞く蓮くんも素敵で、仁菜子を抱き締めたあと大好きだよと 微笑む蓮くんを見てやったー!と言ってしまいました。

やっと恋人になれた二人。

心から幸せになってほしいなと思います!

甘々、初デート編も載っています!🥰🥰

見どころ② 安堂くんの恋

久々に学校へ行った安堂くんは、てっきり仁菜子と蓮くんがもう付き合っていると思っていました。

ところが、蓮くんから仁菜子に振られたと聞きます。

安堂くんは仁菜子の様子を見て、仁菜子が好きな気持ちを押し殺していることに気づきます。

安堂くんはニヤリと笑い、

悪いけど蓮、俺はおまえの背中なんかは押してやらねーからな…」と思います。

そうです。安藤くんが背中を押してあげるのは大好きな仁菜子です。

安堂くんは仁菜子を呼び出し、どうせ俺と付き合えないくせに、自分の気持ちを我慢しているのは自己満足で自分に酔っている。

そんな半端なことをするなら、俺と付き合いなよと仁菜子にキスをします。

安堂くんは、自分が仁菜子に嫌われることで、仁菜子が蓮くんのところにいけるようにしようとしたのです。

しかし、仁菜子は安堂くんの優しさにすぐに気づきます。

そして、自分の迷いのせいで安藤くんにイヤな役回りをさせてしまったことを謝り、同時に「もう安藤くんにいいカオしない。私は、蓮くんが好きだから」と泣きながらはっきりと告げます。

安藤くんはそんな仁菜子を切なそうな笑顔で見つめ、おでこにキスをして「…行きな。走ればきっと蓮においつく」と声をかけます。

去っていく背中を悲しそうに見つめる安藤くん。安藤くんの恋が終わりました😭😭

あんなに諦めない、負けないと言っていた安藤くんですが、本当に好きになった人には幸せになってほしかったのでしょう。

例え、自分が隣にいられなかったとしても。

仁菜子を好きになってから、仁菜子が一途に蓮くんだけを好きでいたことを知っています。

そんな仁菜子だからこそ、自分が身を引いてでも蓮くんのところにいかせてあげたのだと思います。

仁菜子を見送って、座り込んでいると真央が現れます。

「今度は私の番だから。正々堂々と拓海くんに行くから」と伝えます。

「今の俺は、そんなに簡単じゃないよ」と言いますが少し笑顔が見れました。

安藤くん、いつの日か今度こそ真央と幸せになってほしいなと思います。

見どころ③ 学の恋

いつも元気で明るい学ですが、1年ときに知られざる恋をしていました。

相手は3年の先輩で、美人でクールな見た目の律子先輩。

好きと気づいた瞬間から猪突猛進です!😊

しかし、律子先輩はイケメン・長身・年上・リッチと学と正反対の人がタイプなので、

学が突撃する度にこっぴどく振ります。

それでも全くめげない学、すごいです。

学の事をタイプじゃないといい続ける律子先輩に、

「タイプ以外のやつと恋愛したことないんなら、俺としてみればいいだろ。

タイプなんか俺が越えてやる」

という男らしい発言も飛び出します。

他人から学では律子先輩はレベルが高すぎると言われたときも、自分の事がたいしたことないってわかっていても、これからもずっと自分以外になれないんだから頑張る。

「自信がない分、他のやつの何倍も何十倍も三好学でがんばるしかねーんだよっ」

と、名言も。

実はストロボのキャラの中で一番男らしいのは学なのではと思います。

悩んでウジウジすることなく、ストレートな学の存在は律子先輩の心も動かします。

しかし、律子先輩は卒業後に留学することが決まっているので、やっぱり付き合うことは出来ないと学を振ります。

律子先輩は、学に次に好きな人が出来たときも、私にしてくれたみたいに一生懸命な学でいたら、 相手にどんな理想があっても越えられると伝えます。

それってもう俺のこと好きになってるじゃんという学に優しくほほえむ律子先輩。

二人は別れのキスをし、律子先輩は「がんばってくれてありがとう」と学に伝えます。

その言葉がこれからも学を支え続けます。

少し前の巻で学がお金を貯めて会いたい人がいるから海外へ行くと言っていたのは律子先輩のことだと思います。 いつか二人が結ばれますように!🥰🥰

『ストロボ・エッジ』第10巻 まとめ

人生観が変わるような素敵な恋をできるって幸せだなと思いました。

それが叶っても、叶わなくても、一つの恋に全力で向き合ったということは大きな意味があるのだと思います。

ストロボのキャラ達も、付き合ったり別れたり、色々な結末を迎えました。

でも、みんな全力で向き合い答えを出したので、これから先も自分の人生に胸を張って生きていけるんじゃないかなと思いました。

個人的には10年後位のみんながどういう人生を歩んでいるのか見てみたいです!

全員幸せになっているといいなぁ😊✨

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